2025年2月15日(土)に開催の花卉懇談会セミナーでの2名の講師の方々のプロフィールをご紹介いたします。
村濱 稔氏 Mr.Minoru Murahama
石川県出身
石川県農林水産部ブランド戦略課 消費安全グループ 課長補佐
理学博士・日本野菜ソムリエ協会認定野菜ソムリエ
平成13年石川県庁入庁し、農業試験場で切り花葉ボタンやストックの鮮度保持技術の開発等に従事。県央農林総合事務所でストックの乾式立箱輸送や直播による省力栽培を推進し、第22回花の国づくり共励会花き技術・経営コンクールでのJA金沢市砂丘地フラワー部会の生産局長賞受賞に寄与。
その後、農業試験場で園芸作物の育種を担当し、石川オリジナルフリージア「エアリーフローラ」シリーズを育成。県庁で「エアリーフローラ」の生産振興、プロモーションを担当。
月刊北國アクタスにて「ほくりく家庭彩園」を連載するなど一般への園芸の普及にも貢献。
育成品種
石川f1号~13号(フリージア)、石川n1号(日本ナシ)
主な著書
農業技術体系 花卉編 追録第18号 フリージア
果実日本 2017.10 日本ナシ「石川n1号」
主な受賞歴
学術賞 園芸学会北陸支部 2016.11.30
全国農業関係試験研究場所長会研究功労者表彰 2021.6.18
フリージアの需要拡大のために役立つようにお話しできればと思っています
登録お願いします!
御巫 由紀 Ms.Yuki Mikanagi
千葉県出身
千葉県立中央博物館 事業部 展示課長
・農学博士
・千葉大学非常勤講師(博物館学実習)
・放送大学客員教授(ミニゼミ薔薇学講座)
・世界バラ会議福山大会(2025年)実行委員会 顧問
・世界バラ会連合ヘリテージローズ保存委員会元委員長(2012~2018年)
・世界バラ会連合分類委員会委員(2018年~)
・NPO法人バラ文化研究所理事
・公営社団法人園芸文化協会理事
・国際香りのばら新品種コンクール(国営越後丘陵公園/国土交通省)審査員
・著書は『野ばらハンドブック』(文一総合出版, 2019)、『魅惑のオールドローズ図鑑-写真が語る伝統のバラ100の物語-』(世界文化社,2018)など
日本の野ばらについて、江戸時代の本草書など古い文献に登場するバラについて、日本の野ばらが現代バラの育種に与えた影響やバラの香りの起源について、など、バラのことなら何でも興味を持って取り組んでいます。
人間と共に長い歴史を歩んできたバラを、植物学的な立場と園芸学的な立場の両方から研究し、ライフワークとしては世界中の野ばらの自生地を訪ね、本来の姿を自分の目で見てみたいと願っています。
登坂 哲也氏 Mr.Tetsuya Tosaka
1981年群馬県中之条町生まれ
千葉大学園芸学部卒業
岐阜大学大学院へ進学するも中退し
青年海外協力隊員としてエチオピアで活動をした
帰国後は約7年間、国内の種苗会社に勤務
2013年に帰郷し、父の経営する株式会社登坂園芸へ入社
シクラメン、アジサイ、ルクリアを中心とした鉢花生産を行う傍ら
「食香バラ」の生産・普及に取り組む
2024年7月に同社代表取締役に就任